まだ間に合う?「開業届」を取り下げたいあなたへ。

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私がフリーランスで働くことを決めた日からさかのぼることウン年前・・・「開業届」を提出して、取り下げたことがある。「開業して廃業」したのではなく、「開業してない」ことにしたのだ。

「開業届」を取り下げるために税務署の方に大変お世話になった時の話。

「開業しなかった」ことにしたい

前回の記事で、「開業届」は「開業したよ、と宣言するだけ」「気持ちの問題」とあんまり深い意味はないように書いた。

出す?出さない?「開業届」を提出することの本当の意味とは。 | メモラビ

しかし、「開業届」を提出した以上、全く実績がなくても、私が「開業」したという事実は残る。「廃業届」を提出したとしても、「いつ開業していつ廃業した」という事実は当然記録として残る。私は、それが嫌だった。

当時の私はまだ、フリーランスとして働くか、どこかに就職するか迷っていた。にも関わらず、「開業届」だけは勢い余って提出し、そしてすぐに後悔した。

就職先が決まり、やっぱり働きに出ることにしたからだ。そして、ワラをもすがる思いで、税務署に助けを求めた。「開業届を提出しなかったことにしたいんです!」と。

税務署へ問い合わせる

まずは、私の現状と要望を必死に伝えた。

  1. 開業届と青色申告の申請書(所得税の青色申告承認申請書)を約1ヶ月前に提出した
  2. 実績は何もない(フリーランスとしての仕事はまだ何もしていない)
  3. 開業しなかったことにしたい(提出した開業届を取り下げたい)

ちなみに私が問い合わせた時、最初に電話に出た方は「無理じゃないですかね〜」と軽い感じでバッサリ。次に電話に出た方が私を救ってくれた。それはそれは丁寧に。

「撤回届」の提出

「分かりました。では、撤回届を書いて提出してください。書き方は・・・」

なんと、「撤回届」なるものを書いて提出すれば、「開業届」を提出しなかったことにしてくれるとのこと。しかも、「撤回届」に書くべき文言も全て教えてくれた。ありがとうございます!

これが、私が提出した「撤回届」だ。Excel(A4サイズ)で作成した。撤回の理由は、私の場合(勢いだけで)準備不足ということで、「開業に至らなかったため」としている。また、「開業届」と同時に提出した「所得税の青色申告承認申請書」も撤回した。

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◯◯税務所長:管轄(開業届を提出した)税務署名、平成●●年●●月●●日:撤回届を提出する日付、平成▲▲年▲▲月▲▲日:開業届を提出した日付を記入。住所、氏名は自署。

この「撤回届」を管轄の税務署に提出(送付してもOK)すれば終わり。何か問題があれば、連絡が来るらしい。つまり連絡がなければ、「開業届」は撤回されたということ。私の場合、その後連絡はなかったので、私の開業は無事白紙(なかったこと)になったという訳だ。

さいごに

「次は、ちゃんと準備してから開業してくださいね。」税務署の方に最後に言われた言葉だ。すみません。本当にお世話になりました。このウン年後、私はしっかり準備してから再び「開業届」を提出することとなる。

ちなみに、この時私が「開業届」を撤回できたのは、まだフリーランスとしての実績がなかったからだと思う。税務署の方も「まだ(フリーランスの)仕事、何もしてないんですよね?」と何度も確認していた。あと、「開業届」を提出して約1ヶ月と日が浅かったことも関係あるのかもしれない。

つまり、「開業届」を取り下げたいという方は、まずは管轄の税務署に相談することをおすすめする。現状を説明して税務署に確認するまでは、本当に取り下げることができるかどうか分からないからだ。また、上記の「撤回届」もあくまで私のケースに使用したものなので、必ず事前に管轄の税務署に確認してほしい。

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