2013年10月22日、最新 Mac OS X (10.9) 「Mavericks」 が公開された。なんと、無料で提供されるということで、今とっても話題になっている。
私も夫も新しいもの好きなもんで、早速それぞれの愛用Macを「Mavericks」にアップデートしてみることにした。
「ほうほう。ここが変わったのね〜♪」なんて私がのんびり「Mavericks」になった愛用iMacを眺めていると、夫がなにやら騒いでいる。どうやら、「Mavericks」にアップデートしたことで、WordPressでエラーが発生した模様。
その様子を夫に事情聴取しながら、メモ程度で非常に申し訳ないのですが・・・まとめてみた。同様のエラーが発生した方のご参考になればと思いまして。
エラー内容と原因は?
Mac OS X (10.9) 「Mavericks」にアップデートすると、WordPressで「データベース接続エラー」が表示された。
原因は、「Mavericks」にアップデートした時に、MySQLの「/etc/php.ini」がデフォルトの設定に戻ってしまったため。
こんな対応をしました
① ターミナルを起動
cd /usr/local/mysql コマンドで、MySQLをインストールしたディレクトリに移動する。
② MySQLに接続
mysql –username=**** –password=***** DBNAME コマンドで、データベースに接続する。
③ MySQLにログインした状態で、status コマンドを実行する。
実行結果
mysql> status -------------- mysql Ver 14.14 Distrib 5.6.12, for osx10.7 (x86_64) using EditLine wrapper Connection id: 342 Current database: ****** Current user: ******@localhost SSL: Not in use Current pager: stdout Using outfile: '' Using delimiter: ; Server version: 5.6.12 MySQL Community Server (GPL) Protocol version: 10 Connection: Localhost via UNIX socket Server characterset: latin1 Db characterset: latin1 Client characterset: utf8 Conn. characterset: utf8 UNIX socket: /tmp/mysql.sock Uptime: 34 min 15 sec Threads: 1 Questions: 809 Slow queries: 0 Opens: 78 Flush tables: 1 Open tables: 71 Queries per second avg: 0.393 --------------
④ 実行結果の「UNIX socket:」に記述されているパス「/tmp/mysql.sock」をコピーする。
⑤ quit コマンドで、MySQLを終了する。
⑥「php.ini」を2カ所修正する。
- sudo nano /etc/php.ini コマンドで開く(vi コマンドでも可)
- 修正1:mysql.default_socket = /tmp/mysql.sock※パスは④でコピーしたもの
- 修正2:mysqli.default_socket = /tmp/mysql.sock※パスは④でコピーしたもの
control
+x
で、nanoを終了する
⑦ Webサーバを再起動
無事復旧しました
作業はOSのアップデートも含めて3時間ほどかかったようで、夫はちょっとお疲れの様子。おつかれさまでした。
・・・それにしても、「Mavericks」にアップデートしたことで、今後もちょこちょこ不具合が出てきたりするのかな〜?なんて考えながら、復旧作業をしている夫を端から見ていた(だけの)私。でも、記事にはしたよ。